水澤化学はどんな会社？

私たち水澤化学は、無機化学工業薬品を製造しています。

創業は1937年（昭和12年）。資本金は15億19百万円、売上規模は約100億円、事業所は全部で4か所で、東京本社、大阪営業所、新潟県と山形県にそれぞれ研究所が一体となった工場があり、従業員数は約390名（正社員のみで約300名）です。

「活性白土」という国内トップシェアを誇る製品もありますが、当社の製品自体は、中間原料として使用され直接消費者の目に見える形では流通していないため、当社製品を触れる機会がなかったと思うかもしれません。
しかしながら、実は食品、紙、包装フィルム、住宅資材など、生活を支える幅広い場面で活躍しています。

企業としてここまで幅広い分野で継続的に活躍できているのには理由があります。

『技術力』
独創的な技術開発により生み出された製品ラインナップは100種類を超え、オーダーメイドのグレードを多数取りそろえていることでその技術力を高く評価いただいています。
研究所と製造工場が同じ敷地内にあるため製品の開発・改良をスムーズに行うことができ、営業部門も含めた「製販研」一体体制でお客様のご要望にお応えするべく業務に取り組んでいます。

『誠実さ』
お客様をはじめとして、従業員や社会との関係においても、信頼に応える企業であることを心がけています。
離職率の低さや創業以来80年にわたってお付き合いのあるお取引先様が多数あることが、このことを物語っていると思います。

水澤化学は、決して大企業でもなければ、時代の最先端をいくものをつくっているわけではありません。
これまで常に平坦な道のりとは決して言えませんでしたが、それでも地道にコツコツと歩み積み重ねてきました。

もちろん、時代の変化にあわせて柔軟に対応することも必要ですが、これからも、当社が大事にしている企業姿勢に変わりはありません。

また、2015年4月、親会社が大阪ガス株式会社の100％子会社である大阪ガスケミカル株式会社になりました。
今後は大阪ガスケミカルグループの一員として、同社とのシナジー効果による更なる事業発展を目指していきます。